まぶてく!

Mac を中心としたテクノロジー全般。

Acronis Migrate Easy でマルチブート Vista をコピーする時の注意メモ

Migrate Easy が Vista のドライブアサインを勝手に変更

T43 の内蔵 80GB から 320GB WD3200BEVE への換装時に、ブログや kakaku.com のレビュー を見ると、Acronis Migrate Easy でバカチョン移行でバッチリという話だったのですが。

http://www.runexy.co.jp/trial/acronis_migrateeasy7/


私の場合は、そうはいきませんでした・・・orz.


パーティション 1:XP
パーティション 2:Vista
で、XP, Vista とも、ブートドライブは C としてアサインされている状態で、Migrate Easy でコピーしたところ・・・。


パーティション 1 の XP はバッチリ OK なのですが。
パーティション 2 の Vista のドライブレターのアサインが変わってしまいました・・・。


ブートドライブを C: としてインストールされている Vista のブートドライブが D: になってしまい、C: ドライブにフルパス指定されているモジュールが読み込みできず、中途半端なブートに。


ログイン画面は出ますが、ログインしても、一時プロファイルに・・・。
一時プロファイルロード中にもエラーがぼろぼろ。
ログイン後もスタートメニューからエクスプローラも起動できず・・・。
IE も動かず・・・。


システムドライブやブートドライブのドライブレターはディスク管理からは、変更不能・・・orz

MountedDevices

やれ、条件変えて再コピーだの、やれ MBR のリセットだのと、10 時間くらいググりまくって悩んだのですが。


結局は MountedDevices で解決。


HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\MountedDevices

MS お墨付きの手順なので安心です。^^;


C: と D: が入れ替わっていたので、これを元に戻しました。
再起動すると見事正常に起動!


いやー。
こ、こんな簡単なことだったなんて・・・。^^;
気が付いたら窓の外は明るく・・・。^^)


KB の記述は Windows 2000 が対象らしく、「Regedt32 でアクセス権を変更して・・・」とかありますが、Vista では不要でした。



上記 KB の手順はログオンできることが前提ですが、ログオンしないで、レジストリファイルを直接開いて(ハイブをロードして)やる手順もあるみたいです。


今思うと、ブートドライブレターが変わったのに、よくログインまでできたもんだ。Vista って意外とエライのかも。^^;


いやー一時はどうなることかと思いましたが。
MBR リセットだの、回復コンソールだの、MountedDevices だのと、いろいろ勉強になったかも!

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