Thunderbird から IMAP で Gmail
Gmail を IMAP でバックアップ
Windows 7 に移行してから、Gmail のバックアップをどうするか悩んでいました。
これまでは、Windows メールで POP でダウンロードしてましたが。
せっかくの Gmail のラベルが活かせないのと、なんといってもフォルダへの振り分けが面倒すぎっ!
ルールが何十個にもなって、管理しきれない!!
また、1 回の受信では 250 アイテムくらいしかダウンロードできないので、何カ月もためると、何度も受信ボタンを押すハメに・・・。
Gmail のラベルを持ってこられるメールクライアントって出来ないんでしょうか・・・。
インターフェース公開してないのかな。
で、いろいろ探して、一番まともそうなのが、「IMAP で同期する」という方法。
Gmail の IMAP は、iPod touch から使ったことがあります。
ラベルごとに IMAP フォルダが作られ、
複数ラベルが付いているアイテムは、複数のフォルダにアイテムが表示されます。
つまり、IMAP クライアント上では、同じアイテムが別々のフォルダに重複して存在するようになるということ。
同期してダウンロードすると、ディスクの無駄遣いのような気もしますが、HDD 換装したばっかりで、余裕しゃくしゃくなので、ま、いっかと。^^)
Thunderbird 2.0.0.23
で、なんで、Windows Live メールじゃなくて、Thunderbird かというと。
どうも Microsoft の IMAP 実装は信用できない気がして・・・^^;
ま、Thunderbird を使ってみたいという気持ちの方が強かったのもありますね。^^)
Windows Live Mail クライアントの方は、念のためこれまでの資産をインポートして、あとは、Live Mail 専用ですかね。
Thunderbird 2 で Gmail IMAP の設定手順。
特殊フォルダについての推奨設定
Choose your IMAP email client settings for Gmail - Gmail Help
送信済み、下書きフォルダのわかりやすい手順。
ゴミ箱の設定手順。
手順通りに設定すると、Thunderbird 上では、[Gmail]/Trash ==> ごみ箱、[Gmail]/Drafts ==> 下書き、になるのですが。
[Gmail]/Sent Mail は、送信済みメールにならないんですね。
IMAP で Gmail を操作するのが意外に面白い!
ラベルがフォルダとして扱われるということでひとつ注意点。
IMAP クライアントからは、複数ラベルを持つアイテムは、複数フォルダに重複して存在するのですが、Gmail サーバー上は実体は1つだけということ。
つまり、あるフォルダのアイテムを削除すると、重複して別フォルダにあるほうも削除されると。
ま、Gmail 上は複数のラベルが付いた 1 つのアイテムとして管理しているので、納得できる動作ですね。
面白いのが、「フォルダを作る = ラベルが追加される」、「フォルダを削除する = ラベルが削除される」という点。
サブフォルダを作ると、「親フォルダ\子フォルダ」 というラベルができるそうです。^^)
IMAP クライアントから Gmail のアイテムを操作するっていうのが、新鮮で面白いです!
アイテムをフォルダからフォルダへ移動すると、ラベルを付け替えることになります。(コピーしても実体は1個だけとのこと)
All Mail へ移動すると、アーカイブですね。
Thunderbird のアドオンで、[Archive] ってボタンやコンテクストメニュー作れないかなぁ^^)
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Thunderbird の解説書って結構あるんですね! Thunderbird 解説書