Windows 7 は VHD から直接ブート可能
なんと、Windows 7 は GUI から VHD を作成したりマウントしたりできます。
「コンピューターの管理」の「ディスクの管理」から、VHD を作成・マウント可能！
VHD (Virtual Hard Disk) は Virtual PC や Hyper-V で利用されている仮想 PC 環境を構築するための仮想ファイルシステム。
最近は VMware や XenServer でもサポートされてるんですね。
仮想 PC の VHD をマウントできると、仮想 PC を起動せずに、直接 HDD の内容を見たり、ファイルをコピーしたりできるわけですが・・・。
さらにすごいのが！
VHD からブートできちゃう
ってとこっ。
仮想 PC でなく、リアル PC を VHD から直接ブートできちゃいます！
つまり、ネイティブなブート可能ファイルシステムとして、VHD をサポートしているってことですね。
で、VHD ブートが何の役に立つのかと言うと！
現在の環境はそのままで(パーティション等を切りなおすことなく)、新しい OS や別の OS をいくつでもインストールしてテストできるってことです。
しかも、仮想環境のようなパフォーマンス上のオーバーヘッドや USB 等のハードウェアの制限が一切なしに。
この連載記事、かなりボリューム満点。
よくよく味わって、読まねば、です。^^;
【連載】Windows 7の仮想ハードディスクがスゴイ！
（1）手軽にOSテストもできるVHDってナンだ!?
（2）VHDブートを活用する3つのシナリオ
（3）VHDテスト時のトラブル解決＆リカバリ
（4）USBメモリからのVHDブートは可能か!?
（5）マルチブートなテスト環境を構築する
この記事で初めて知りましたが、VHD のインストールイメージを Sysprep しておくと、一つの VHD から複製していくつでも仮想 PC を作成可能なんですね。
物理 PC の Sysprep はいやになるほど(^^;)やってきましたが、VHD を Sysprep するとは思いつかなかった・・・。^^)
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