Mavericks は起動直後からメモリをフル確保^^; 起動が落ち着くと圧縮メモリの効果を体感。 - Mavericks Hacks
ある日の再起動直後のメモリ状況。
あれれ。起動直後から「仮想メモリ」は 4.00GB、「使用済みメモリ」は 3.99GB。
んー、OS アップデート直後はこんな感じではなかったような・・・。
Mountain Lion の頃は、起動直後は 2GB ちょいくらいで動いていたような。パフォーマンスモニタの表示形式が全く異なっているので、単純に比較はできませんが。
よく見ると、
ファイルキャッシュに 1.82GB!物理メモリ 4GB でファイルキャッシュに半分確保はないでしょ^^;(VRAM を差し引けばほんとに半分)
ファイルキャッシュを差し引くと、2GB ちょいで動いていることになるので、もしかすると昔はファイルキャッシュは、使用済みメモリにカウントしてなかったのかもしれません。
もちろん、ファイルキャッシュはアプリの実行状況に応じてかなり激しく増減します。空いてるメモリは取りあえずファイルキャッシュにするんだと考えれば、有効活用かも。
ちなみに、圧縮メモリはこの時点ではさすがにまだ 0 ですね^^)
Windows でもタスクマネージャでよく観察していると、ファイルキャッシュにかなりの容量を割いていることが分かります。Windows は 3.1 時代からそうですね^^;
ディスクへのアクセスが遅い時代は、キャッシュが大きいほど体感レスポンスは良くなったのでしょうが。MacBook ではもはや SSD が当たり前。ファイルキャッシュより、実行中のプログラムにメモリを割り当てた方がレスポンスが良くなりそうな気もします。アップルのことだから、その辺りは当然最適化済みだとは思いますが。
Mavericks にアップデートした直後の起動時と、メモリ使用状況が異なるのは、実際に利用するうちに環境や利用状況を見て最適化するのかもしれませんしね。
ちなみに、このマシンは Mountain Lion からのアップグレードですし、Dropbox やら SugarSync やら Evernote やら ESET やら常駐しまくりですので、クリーンインストールした OS だけの状態だともっと使用メモリは少ないと思います。
さて、常駐アプリやサービスの起動が落ち着いて、Chrome でブログを書き出した状態がこれ。
ファイルキャッシュが減り、圧縮メモリが増え、物理メモリが 0.55GB ほど空いてます。なるほど、起動直後はバタバタしてるけど、落ち着くと圧縮メモリ効果で空きが出ると^^)
圧縮メモリの効果は、体感的にもはっきりと感じます。
Chrome に Excel に Eclipse に、GIMP!と重めのアプリを同時に開いている時でも、レスポンスの悪化は感じません。アプリの切り替えもスムーズです。
MBA はメモリ 4GB でスワップが起こっても、SSD だから気にならないって思ってましたけど。圧縮/伸張のラグを入れても、RAM の速度はやはり結構違うものだったのだなと。ま、でも、最新の MacBook Pro では、私の MacBook Air (Mid 2011) の 4 倍くらい SSD が速いようなので。そこまでいくとあまり感じないのかも?^^;
ん?だとすると、我が家のもう一台の Mac、Mac mini Late 2009 (Memory 8GB 増設済み) だと、メモリは 8GB だし、ディスクは 5400 回転の HDD だしで、かなり圧縮メモリの恩恵に預かれるのかも!
しかし、まずは HDD から必要なものをキャッシュしきっちゃうまでが問題ですね。こうなると、一度キャッシュしたら、もう 2 度と再起動したくなくなりますね。
Windows は Windows 7 あたりから、利用状況を把握してアプリやらサービスやらを先読みキャッシュするようになってきてますが。OS X はどうなのかな?
そこまでやるよりも、アップルとしては SSD をうまく使った方が効率いいのかな。
今や HDD が載っているのは iMac のみになりましたからね^^; iMac も次のメジャーチェンジでは、エントリーモデルから Fusion ドライブ、上位モデルは SSD オンリーになるんでしょうねー。
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