まぶてく!

Mac を中心としたテクノロジー全般。

「申し訳ございませんが、この PC では Windows 10 を実行できません。」

Mac mini で BootCamp している Windows 7 に、「Windows 10 を入手」アプリのアイコンがやっと表示されたので、遅まきながらこっちも予約しようと思いきや・・・

「申し訳ございませんが、この PC では Windows 10 を実行できません。」

え?
???


意味がわかりません。
Windows 10 を入手」アプリの通知が表示されているのに、非対応?
てか、Windows 7 Ultimate SP 1 が元気に動いてるんですけど!


「レポートの表示」をクリックすると。

「この PC は Windows 10 を実行できません」
「CPU がサポートされていません。」

CPU が対応していない?
Mac mini Late 2009 Core 2 Duo P8700 2.53GHz ですが。

(?o?)


ぐぐってみても、Core 2 Duo の動作実績はあるようなのですが・・・。
うーむ。



悩むこと十数分。


答えを発見!

http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_10-win_upgrade/windows-10-upgrade/c06d9912-0b55-4e51-800b-da3115611c22

えっと、要は、Core 2 Duo 対応とか Core i3 なら Ok とかいうくくりではなくて。
セキュリティやマルチメディア関連の命令をサポートしているかどうかが問題だそうです。
同じ Core 2 Duo シリーズでも、問題の命令をサポートしているものとしていないものがあるということですね。
64 bit の場合には、さらにパフォーマンス関連の命令も必要とか。


上の Q&A に従って Windows 8/8.1 のアップグレードアシスタントを実行してみた結果がこれ。

Windows 8.1 アップグレードアシスタント

Windows 8 のアップグレードアシスタントの結果レポート

Core 2 Duo P8700 は NX をサポートしていないってことですな。
そもそも Windows 8 すら動かんと・・・。
知らなかったよ。^^;


「全ての Windows 7 マシンが、Windows 10 にアップグレードできるわけではない。」


これが真実。


なるほどー。
Windows 10 の最低要件に 「1GHz 以上の CPU」なんて、すっごくあいまいな表現をしている理由がわかりましたよ。


でも、
せめて、
Windows 10 を入手」アプリでも、「Windows 8 のアップグレードアシスタント」のように
「CPU で NX がサポートされていないからダメ」
と明示して欲しかったです。
一般ユーザーに「NX」の意味が分からないとしても、そのメッセージが表示されたと質問サイトで質問すればすぐに回答が得られただろうからです。


Windows 7 から無償アップグレードできると、期待に胸を膨らませて「Windows 10 を入手」アプリを開いたユーザーさんの中には、
Windows 10 を実行できません」
メッセージに、私のように頭の中が「????」になって。
ググってそれらしい結論に行きついても。
かすかな望みを抱きつつ、最終的なダメだしを確認するには。
Windows 8 アップグレードアシスタント」をダウンロードして、実行する手間を経なければならないわけです。
しかも、「Windows 8 アップグレードアシスタント」は、実行完了までに非常に時間がかかる! >_<


もうちょっと考えて欲しかったよ。マイクロソフトさん。
今回は、影響範囲が大きいもの。
なにぶんにも、「過去最大規模のソフトウェアアップグレード イベント」だそうですしね^^;