「iPad と Windows の比較」by Microsoft
大胆にもマイクロソフト自身が、iPad と Windows を比較!
え?Windows RT との比較じゃなくて、Windows 8 タブレットと比較?!
それは比較にならないんじゃ・・・・
Windows の方が、画面がでかくて、軽くて、値段も安くてってことねぇ^^)
そう言われると妙に納得しなくもない。
そうそう、Windows RT と比較するのが妥当というもの。
んー、まぁ、自分に有利な項目で比較してるわけですから・・・^^;
「複数アカウント」「複数アプリ」は、確かに優れていると思います。それを求めている人にとっては。
「複数アカウント」欲しい人が限られるとして、まぁ、「複数アプリ」は誰にとっても嬉しいかな。
でも、
Android と iOS を比較するなら同じ土俵という氣がしますが、Windows (RT) タブレットとの比較じゃぁ、別種のものを無理矢理比較しているような・・・。
比較表を読み込むほどに、そう感じます。
比較表を見てよくわかるのは、
Windows 8 タブレット はもちろんのこと、Windows RT タブレットですら、
「パソコンと同じことができるiPad」
(iPad = 薄くて電池の持ちがいいタブレット)
というところからスタートしていますよね。^^;
「ほら、こっちの方が、よりパソコンに近い!」ってところでアピールできるような表になってる。
しかも、キーボードが最初からついてたら、そりゃタブレットというよりパソコンそのものでしょ。というか、フルの Windows 8 なんだから真パソコン^^;
iPad も Android タブレットも、パソコンの完全な置き換えを目的としてはいません。
もっと独自の世界観・生活体験を目指してますよね。パソコンよりももっとライトでカジュアル。片手で持って楽しめる。って感じ。
敢えて言うなら「画面が大きくて、きれいで見やすいスマホ」。「パソコンよりも易しい」という形容も加えたい。
電子書籍や映画が見たい、ゲームがやりたい、寝っころがって Web が見たい。
そう言う人に「Office が使えるよ!」と言っても、「それが?」ってことです。
昔 Windows Phone の優位性をアピールするキャンペーンで、Android と Windows Phone で同じことを一般のユーザーにやってもらって、どちらが早いか比較するというのをやってましたが。
それなら、わかります。やりたいことがより素早くできる。分かりやすいです。(比較対象としても妥当だし)
(でも、もっと他にもやりたいことがあるんだけど、と言われると Windows Phone では困っちゃうから、Windows Phone はそれほど売れない訳です。)
コンシューマにアピールするなら、
写真を撮って共有するとか、Twitter や facebook のタイムラインを見たり投稿したりするとか。そういうことを
「できる・できない」「はやい・おそい」で較べて欲しいなぁー。
アマゾンも Kindle Fire と iPad の比較表を公開して、どうだ!ってやってます。
(Kindle は iPad と全く同じ方向性の製品なので、それを比較しようという行為自体は妥当だと思いますが)
そうじゃなくて、一般ユーザーがやりたいことを「できる・できない」「はやい・おそい」で比較してほしいんですよねー。
でも、そのやり方で比較すると、「大差無し」となって。
ブランドイメージがいい方、デザインがいい方に流れちゃうんでしょうね^^;
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